シャープ: 最終赤字271億円に縮小 太陽電池契約変更で

 シャープは17日、2017年3月期の連結業績予想について、営業損益と最終(当期)損益を前回予想(3日)時に比べそれぞれ101億円上方修正したと発表した。修正により最終赤字は271億円と赤字幅が縮小。経常損益は2億円の赤字を見込んでいたが、99億円の黒字に修正した。経常損益の黒字転換は3期ぶり。

 不振の太陽電池事業で、材料のシリコンを市場価格よりも高く購入する長期契約を結んでおり、業績の足かせとなっていたが、この契約を見直すことで調達先と合意した。

 同社の16年10〜12月期連結決算では、主力7事業のうち太陽電池事業だけが営業赤字で、調達に関わる追加引当金76億円が赤字の主因となっていた。しかし、契約を見直すことで、引当金が101億円減少し、利益を押し上げる。【久野洋】

2017年02月17日 13時19分

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