沖縄: 自動運行、来月に実験 市道で公共バス使い

 鶴保庸介沖縄・北方担当相は17日、公共バスの自動運行の実証実験を沖縄県の市道で3月20日から始めると発表した。必要なデータを蓄積し、自動運行技術の早期実用化を目指す。人口減少で事業の採算が合わない中山間地域の交通手段などに期待されている。

 実験は、政府が府省の枠を超えて進めている「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環。沖縄県南城市のあざまサンサンビーチ周辺の市道で、小型バスを自動走行させたり、停留所に正確に横付けさせたりするなどして技術の検証を進める。最先端技術の実証実験を行い、沖縄振興につなげたい狙いもある。

 安全のため運転手が乗車し、乗客は乗せない。当初は限られた範囲で行うが、交通量が多い場所など段階的に通常の交通環境に近づけていく方針だ。

 鶴保氏は17日の記者会見で「全国の過疎地方の村々で交通弱者の一助になるようなモデルケースを作ることが目標だ」と強調した。【梅田啓祐】

2017年02月17日 21時22分

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